今シーズンから地元釣具店で見かけて気になっていた、『 GOSEN アンサールミナシャイン 』。今までにもエステルラインを使用してきましたが、今回新たなエステルラインに挑戦しようと思い『 GOSEN アンサールミナシャイン 』を購入して使用を重ねてきました。このラインは本当におすすめできるラインです!
『 GOSEN アンサールミナシャイン 』とは
微かな光を集めてアングラーに届ける集光機能搭載
特殊染料により微かな光を集めることでライン自体が発光し、高い彩度を保持します。さらに、ラインの切り口から発光する性質があり、ノットの形成や釣行中の視認性を向上させています。
高感度・トラブルレス
荷重初期の伸度を抑え、フッキングまでの魚のあたりが高感度に感じ取れます。荷重のかかるファイト時には、適度な伸度が発生し、エステルラインのデメリットであった高切れやバラシ等の急な負荷へのトラブルを抑制します。
使用感レビュー
適度な伸度がありつつ感度は失われていない ◎
エステルラインは、伸度がないため感度が高いというメリットはあるものの、その反面キャスト時や魚のツッコミでラインに急な負荷がかかるとラインブレイクしてしまうというデメリットもあります。
このラインはそのデメリットを改善するために、適度な伸度があります。使用前は、このラインには伸度がある分、エステルラインの特有の感度が多少失われているだろうと考えていました。しかし、ラインがたるんでいる状態にもかかわらず、アジやメバルの『カツッ』というあたりを取ることができるほど、かなり感度が高いラインに仕上がっていました。
今までのエステルにはない『 しなやかさ 』に加えて、この『 高感度 』。かなり使いやすいラインになっていると思います。
扱いやすいしなやかさ ○
エステルラインは、ハリが強く、硬いラインであるというイメージでしたが、この『 GOSEN アンサールミナシャイン 』は、今までのエステルラインにはないしなやかさがありました。キャスト時のラインの爆発もほとんど起きず、初心者にもおすすめできるトラブルレス性能です。
ただ、今までのエステルラインと比較すると格段に使いやすくなっていることは確かですが、あくまでもエステルラインであるので、他の材質のラインと比べるとある程度は確認しながら使用しないとトラブルが発生します。
水馴染みがよく風に影響されにくい ○
エステルラインは、水より比重が大きいため、水馴染みが非常に良いという特徴があります。このラインも例にもれず、キャスト後にラインが水面に張り付くように水に馴染んでくれます。PEラインでライトゲームをしている時、風がふくとラインが流されてルアーの動きがわからないなんてこともよくあることです。しかし、エステルラインは、ラインが水に馴染むので、風の影響を受けにくく感度がキープされるとともに、PEラインより悪条件下でも釣りを成立させることができます。
強度的にも問題なし! ○
私は、0.3号を購入して使用していますが、尺サイズも問題なく抜き上げることができる強度がありました。0.2号から0.6号まで展開されていますので、ボートアジングからオカッパリの豆アジ狙いまで問題なく対応してくれると思います。
本当に特殊染料でラインが発光? △
特殊染料の影響でライン自体が発光することを謳っていますが、視認性は通常の蛍光ラインという感じです。
普通に釣りをする上では、なんの問題もなく釣りをできますし、他のラインと比較すると確かに見やすいラインだとは感じます。しかし、暗闇でラインがスーッと光って見えるイメージをしていたので、個人的には『 思ったよりは光らない 』という感想を持ちました。
最後に
今回は、最近アジングで使用している『 GOSEN アンサールミナシャイン 』をレビューしました。使用感を見ていただいても分かる通り、これは本当におすすめできるラインです!
初心者からエステルライン経験者まで納得できる素晴らしいラインだと思います。個人的には、今後もこのラインを愛用していこうと思います。みなさんも釣具屋で見かけた際には、ぜひ試してみてください。