【サクラマス】 スーパートラウトアドバンス ビックトラウト(ナイロン)

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 いよいよ地元河川でもサクラマスが解禁しました。皆さん、今週末はサクラマス釣行に行けそうでしょうか。
 さて今回は、こちらもサクラマスルアーフィッシングで長年愛用してきたラインである『 スーパートラウトアドバンス ビッグトラウト 』というナイロンラインを紹介しようと思います。有名ですのでご存知の方も多いかと思いますが、まだ使用したことのない方はぜひ参考にしていただき、試していただければと思います。また、昨年度から『 カッチイロ 』という新色も展開しています。昨年、こちらも購入して使用してみましたので、合わせてレビューしていきます。

スーパートラウトアドバンス ビッグトラウトとは

 VARIVASから発売されているナイロンラインになります。サクラマスをはじめとする大型トラウト専用設計になっています。ライン強度は、8lbから25lbが展開されています。VARIVASがこだわり抜いたナイロン素材と『 VA-G製法 』により強い直線強度を誇っています。また、ソフトコート加工により、厳寒期の低水温時でも高いトラブルレス性能を発揮します。

 サクラマスアングラーとしても有名な『 SOULS代表 佐藤偉知郎 氏 』『 釣り師 本波幸一 氏 』も愛用している名実ともに最強のナイロンラインです。

オリジナルカラー ステータスゴールド

 『 スーパートラウトアドバンス ビッグトラウト 』のオリジナルとしては、『 ステータスゴールド 』になります。私もこのラインをサクラマスに使用し始めて6年ほどが経過していますが、当時から変わらず今なお愛用しています。

新カラー カッチイロ

 『 カッチイロ 』は、昨年から発売が開始されました。本波幸一 氏 が漁師が使う漁具からヒントを得て、魚へのプレッシャーを与えない小豆色の新色を考案しました。私も昨シーズンは4月から1ヶ月程度、この新色を購入して使用しました。このカラーの影響かはわかりませんが、このラインでサクラマス2尾の釣果をあげることができました。

スーパートラウトアドバンス ビッグトラウト シリーズ – 株式会社バリバス
バリバスは、VARIVASブランドを主に、釣り糸をはじめとした高品質でバラエティーに富むフィッシングタックルをお届けする、世界中のアングラーのニーズに応える企業です。

使用感レビュー

サクラマスには12lbを使用

 私は、サクラマスには基本的に12lbを使用してます。地元河川では、60cm台のサクラマスが最大クラスになりますので、ルアー直結の12lbで充分ファイトすることができます。
 また、瀬での釣りやテトラなどの障害物が多いような場所に限っては、リーダーとして同じくVARIVASから発売されている『 スーパートラウトアドバンス エクストリームショックリーダー 』16lbを使用することもあります。

キャッチ率は確実に向上

 サクラマスは、ヒットするまでが難しい釣りでありますが、実はヒットしてからキャッチするまでも難しい釣りです。川の流れに乗ったサクラマスは、サイズ以上に引き寄せるのにかなりの時間とパワーが必要になります。また、ヤマメ特有のローリングでフックアウトすることも珍しくありません。

 これはライン素材の違いで共通することですが、PEラインは伸度がないため感度に優れる反面、魚の動きをいなしきれずにフックアウトする確率が高まります。しかし、ナイロンラインは適度な伸度があるためPEラインに比べて感度に劣るものの、フッキングした後はラインの伸びで魚の動きをいなしてくれます。

 サクラマスにおいては、このナイロンラインの長所が顕著に出ます。サクラマスの力強いローリングもラインがいなしキャッチまで導いてくれます。

ラインの摩耗がかなり軽減

 ラインは、岩やテトラなどの障害物との接触により摩耗するものです。もちろんこのラインも摩耗しないわけではありませんが、他のナイロンラインやPEラインと比較するとかなり摩耗しにくいつくりになっています。魚を連続で掛けてもラインにささくれなどができることもないので、ラインブレイクの心配がPEラインよりもかなり軽減されます。

リーダーを結ぶ手間が減る

 私は、基本的には12lbを直結で使用しています。特にシーズン初期の寒い中、ライブレイクでリーダーを組み直すのは至難の技です・・・。ただでさえチャンスの少ないサクラマスフィッシングにおいて、朝マズメ , 夕マズメをリーダーの結束で逃してしまうなんてことになったら、後悔しか残りません。自分が納得する形で釣りをするためにも、個人的にはナイロン直結が最も効率的だと考えています。

ベイトリールにもマッチ

 近年ベイトリールの進化も著しく、ベイトリールにマッチするハリのあるPEラインも発売されるようになりました。しかし、ベイトリールでPEラインを使用すると、少なからず気は使いますし、トラブル時の復旧に何より時間がかかります。その点ナイロンラインは、ベイトリールとの相性も非常に良く、バックラッシュ時の復旧もPEより遥かに簡単に行えます。リーダーと同じく、トラブルで後悔が残らないためにもベイトリールには扱いやすいナイロンラインがおすすめです。

最後に

 今回は、VARIBVAS『 スーパートラウトアドバンス ビッグトラウト 』のレビューを行いました。サクラマスを始めて6年程度の新参者ですが、私なりにたどり着いた答えとともに記事を書かせてもらいました。PEライン全盛期の昨今、私もさまざまな釣りにPEラインを使用していますが、サクラマスについては、PEラインよりもナイロンラインの方がより多くのメリットを享受できると考えています。

 チャンスの少ないサクラマス。それに加えてフックアウトも多いサクラマス。ぜひ、今回の記事を参考にしていただき、貴重な1本をキャッチするため、自分なりの理論でサクラマスフィッシングを楽しんでください。

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