【アジング】 22ソアレBB C2000SSPG

タックル紹介
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 昨年度秋に発売されたシマノのソアレBB C2000SSPGを購入しました。約1ヶ月程度釣行を重ねましたので、使用感や個人的な感想も含めてレビューしようと思います。また、今は使用していませんでしたが、13ソアレBB C2000PGSSを持っていますので、それらと比較もしながらレビューさせてもらいます。

スペック紹介

基本スペック

ギア比:4.6  最大ドラグ:3.0kg  自重:185g  スプール径:43mm  最大巻上長:62cm  ベアリング:5  価格:18,000円(定価)【 購入価格:13200円 】

 私は、大型釣具店で購入しました。特別割引やポイントなどを使用せずに、定価の3割引ほどで購入することができました。

搭載機構

マイクロモジュールギアⅡ  Xシップ  サイレントドライブ  Xプロテクト  Gフリーボディ  AR-Cスプール  ロングストロークスプール  SA-RBベアリング  ワンピースベール  ハイレスポンスドラグ

 22ソアレBB 500SPGには搭載されていない機構もありますので、そちらを購入する場合はご注意ください。

 21ソアレXR C2000SSPGには、これらの機構に加えて、『 マグナムライトローター 』『 リジットサポートドラグ 』が搭載されています。

13ソアレBB 18ソアレBB 22ソアレBB スペックの違い

 気になるスペックの違いを挙げてみます。すべてC2000SSPGでの比較になります。

13ソアレBB18ソアレBB22ソアレBB
ギア比4.3 : 14.3 : 14.6 : 1
最大巻上57cm57cm62cm
自重190g200g185g

 後述しますが、基本スペックが22ソアレBBから変更している部分がありますので、搭載機構に加えこの変化が若干使用感に影響していると思いました。

使用感

なめらかな巻き心地 ○

 『 マイクロモジュールギアⅡ 』『 サイレントドライブ 』の恩恵で、かなり巻き心地が良くなっていると感じます。1万円前半のリールにしては考えられない巻き心地です。一度巻き出すと慣性の力を受け、なめらかにリールを巻くことができる感じです。この価格帯のリールに『 マイクロモジュールギアⅡ 』『 サイレントドライブ 』が搭載されるようになり、初心者はもちろんベテランアングラーも納得できる巻き心地になっていると思います。

トラブルの少ないライン放出 ○

 『 AR-Cスプール 』『 ロングストロークスプール 』が搭載されているため、キャストフィールはシマノらしい気持ち良さがあります。リールのせいで起こってしまうようなライントラブルはなく、本当の釣り初心者でなければライントラブルに悩まされることはないかと思います。

安心のドラグ性能 ◎

 アジを中心に20尾ほど(最大29cm)の魚をかけましたが、ドラグ性能もしっかりしていて安心感がありました。『 ハイレスポンスドラグ 』が搭載されている影響か、一定のテンションでアジのはしりに追従するようにラインが出ていきます。同価格帯のリールの『 ミラベル 』『 アルテグラ 』などには、『 ハイレスポンスドラグ 』が搭載されていないため、このドラグ性能が他のシマノリールと差別化されている点かと思います。

 このドラグ性能があれば、細いエステルラインでも安心して使用することができるかと思います。

高級感のある見た目 ◎

 個人的な感覚になりますが、見た目がかなり好みでした。全体的にソアレのイメージカラーであるオレンジがブラックのボディにグラデーションで配置されており、高級感のある見た目に仕上がっていると思います。また、ドラグノブやボディ部分にもシルバーパーツが入り、細部にもこだわりが見られる作りになっていると感じました。1万円前半のリールは、どうしても安っぽい・おもちゃっぽいところがあるものですが、このリールはそれらとは一線を画す見た目に仕上がっていると思います。

 個人的には、21ソアレXR よりデザインが良いと感じています。

巻き出しの重さ △

 これまでのソアレBBシリーズよりもギア比が大きくなり、最大巻上長が約5cm大きくなりました。その影響もあるのか、若干巻き出しの重さを感じます。22ソアレBBには、『 マグナムライトローター 』が搭載されていませんので、しっとりとした巻き感という面ではかなりの進化を感じますが、やはり巻き出しに若干重さを感じるように思いました。

 しかし、この価格帯のリールとしては、必要充分な巻き感です。私のようなオタクでなければ、特段気にならない方も多いかと思います。また、小型プラグなどを巻く場合は、巻き慣性を効果的に感じることができる側面もあるかと思います。

 気になる場合は、ベアリングの追加を行えば、1000円程度で巻き感をより軽くできるかと思いますので、気にされる方はベアリング追加をされるといいかと思います。

リール重量を感じる △

 この価格帯のリールですので、特に不満を感じるということではありませんが、『 自重185g 』あるとそれなりにリールの重量を感じます。同価格帯の他のリールと比較すると、同程度の自重ですので、他のリールを使用しても同じことかと思います。

 普段、150g台の『 ヴァンフォード 』や『 ソアレXR 』使用している人は、リール重量を感じるかと思いますが、価格帯を考えると仕方のない差かと思います。むしろ、この価格差がありながら、ここまで使えるリールに仕上がっていることに驚きです。

まとめ

 使用感をさまざまな視点で勝手にレビューしましたが、1万円前半でこの性能のリールは他にないかと思います。購入を悩んでいる方は、買って後悔することのないリールですので、是非購入してみてはいかがでしょうか。また、アジングをこれから始めようと思っている方、サブタックルにもう1つリールを購入しようと思っている方などに、本当におすすめできるリールです。

 私は、普段ステラやヴァンキッシュなどのフラッグシップリールを使用していますが、エントリークラスのリール性能がここまで上がってきていることに正直驚きました。もちろんフラッグシップにはフラッグシップの良さがありますが、22ソアレBBでも問題なく釣りをやり込んで楽しむことができるかと思います。

最後に

 22ソアレBBをレビューさせてもらいました。『 このリールは買い! 』そんな風に思えるリールでした。もし、購入を考えておられる方がおられましたら、購入の参考にしていただけると嬉しいです。

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