4月になり気候も暖かくなり、いよいよトラウトたちにとっての盛期に入ろうとしていますね。みなさん釣りを楽しんでいますか?
先日、ブログの質問に渓本流で釣果をアップする方法を教えてくださいと問い合わせがありましたので、今回はその質問に答える形で私なりの考え方を記事にしようと思います。
フック交換しよう
魚をバラす原因の中でも、フックに起因するものが最も多いと思っています。フックを丁寧に交換することで確実に釣果がアップするはずです。
交換頻度は?
みなさんはどれくらいの頻度でフックを交換していますか?個人的には本当に釣果を求めるときは、フックを必ず交換して釣りに出かけます。また、1日の釣行である程度使ったルアーのフックは交換するようにしています。
よく自分の爪や皮膚に引っかかるから大丈夫と判断される方がおられますが、針が鈍っていても爪や皮膚には引っかかりますので、あまり参考になりません。ある程度使用したら細めにフックを交換しましょう!
釣行に持参する?
基本的には釣行にフックを持参することをオススメします。釣行中にバラシが続くとフックをその場で交換しています。警戒心の強いトラウトはルアーにショートバイトしてきます。そんなあたりを逃さないためにも、釣行中であってもバラシが3回ほど続くなど違和感を感じたら面倒くさがらずすぐににフックを交換しましょう!
フックを研ぐのはあり?
基本的にはなしです。フックを研いでもその性能も元通りにできるわけではありません。あくまでも釣行現場での応急処置と考え、研いだフックは釣行後に交換しましよう!
フックの太さを気にしてる?
フックのサイズを気にするアングラーは多いですが、フックの太さも同じくらいの大切です。
トラウト類は、太軸のフックを使用しているルアーをチェイス中に見切ることが多いです。魚をキャッチできる強度は必要ですが、無駄に太軸のフックを使用しないようにしましょう!
ラインを交換しよう
ラインもフック同様、釣果をアップするには定期的な交換が必須です。ライン交換を怠ると、魚をバラすというよりかはトラブルが多くなり、結果釣果が減ってしまいます。
交換頻度は?
ラインの素材と釣果時間にもよりますが、『PEラインは3〜4釣行ごとに交換』『ナイロンは1〜2釣行ごとに交換』を推奨しています。ラインへのキズによるラインブレイクや糸よれなどによるライントラブルを避けるためにも定期的にラインを交換しましょう!
ケミカルでラインの寿命は伸びる?
以前の記事に『PEにシュ!』などのラインケミカルについてまとめましたが、ラインケミカル剤を使うとラインの性能(トラブルレス性能)は確実に維持されると感じています。個人的な感覚ですが、上記の交換頻度より倍長く性能を維持できるの、私はラインケミカル剤を使用しています。
キャスト練習あるのみ
『フック』『ライン』は、練習なしでも釣果を伸ばすことができる準備的なポイントでした。技術的なポイントでは、『キャスト精度』を上げることです。釣果に最も大きな差が出るのが、キャストの能力の差になります。
釣行を重ねる他ない!
キャスト精度を向上させるには、釣りに通い込むしかありません。家で練習するのも悪くはありませんが、実際の様々な障害物があるポイントでキャストを繰り返す方が圧倒的に早く上達します。
こればっかりは、YouTubeで勉強するより、家でバケツを準備して練習するより、やっぱり現場で打ち込みましょう!
最後に
今回は、『渓流・本流で釣果アップのためにすべき事』と題して、個人的に魚を逃さないために意識していることを気をつけていることを記事にしました。
釣りは楽しむことが1番大切ですが、正直なところやっぱり釣果も欲しいものですよね。今回の記事でみなさんの参考になる部分があれば幸いです。